在宅医療(訪問診療)は、通院が難しくなった方のご自宅に医師が定期的に訪問し、診察・お薬・療養の相談を行う医療です。「どんな人が対象になるの?」「費用はどのくらい?」「どうやって探せばいい?」——初めて検討するご家族やケアマネジャーの方が、まず知っておきたいことをやさしくまとめました。
在宅医療とは、通院が困難な方に対して、医師や看護師がご自宅や施設を訪問して行う医療の総称です。中心となる「訪問診療」は、あらかじめ立てた計画にもとづいて医師が定期的(多くは月1〜2回)に訪問し、体調の確認・お薬の調整・療養上の相談などを継続的に行います。
これに対して「往診」は、急に具合が悪くなったときなど、その都度の求めに応じて臨時に訪問するものです。訪問診療で定期的に診てもらいながら、急変時には往診や24時間の連絡体制で対応する、という組み合わせが一般的です。
在宅医療の対象になるかどうかは、年齢や要介護度で一律に決まるわけではなく、「通院することが難しい状態かどうか」を医師が判断します。たとえば次のような方が利用されています。
寝たきりや歩行が難しい方/進行したがんで通院の負担が大きい方/神経難病(ALS・パーキンソン病など)の方/認知症で通院が困難な方/心不全・呼吸器疾患などで在宅療養を続けたい方/退院後に自宅で医療的な管理が必要な方 など。
ご本人が対象になるかどうか迷う場合は、現在の主治医や、下記の相談窓口・在宅医療を行うクリニックにご相談ください。
1割負担の方
およそ 7,000〜8,000円 / 月
2割負担の方
およそ 14,000〜16,000円 / 月
3割負担の方
およそ 21,000〜24,000円 / 月
まず相談する
現在の主治医、病院の退院支援室(地域連携室)、お住まいの地域包括支援センター、担当のケアマネジャーなどに相談します。当サイトで対応できる処置や地域からクリニックを探すこともできます。
問い合わせ・面談
候補となるクリニックに連絡し、対応できる範囲(対応地域・処置・24時間体制など)や診療の方針を確認します。ご本人・ご家族の希望を伝えます。
契約・初回訪問日の調整
内容に納得できたら契約し、初回の訪問日を調整します。保険証や現在のお薬の情報、紹介状(ある場合)などを準備しておくとスムーズです。
訪問診療の開始
計画にもとづいて定期的な訪問が始まります。急な体調変化に備えた24時間の連絡体制や、訪問看護・薬局・リハビリなど多職種との連携も整えていきます。
訪問診療を行うクリニックは、次のような窓口から紹介を受けられます。入院中であれば病院の退院支援室(地域連携室)、介護保険を利用中であれば担当のケアマネジャー、お住まいの地域包括支援センターなどが主な相談先です。
当サイト「みつかる在宅医」では、全国の在宅療養支援診療所を、お住まいの地域や必要な処置(在宅酸素・胃ろう・看取りなど)、24時間対応などの体制から検索できます。掲載情報は公的な届出データにもとづいており、気になるクリニックは比較しながら検討できます。
クリニックを検索する訪問診療は、計画にもとづいて医師が定期的に訪問する医療です。往診は、急に具合が悪くなったときなどに、その都度の求めに応じて臨時に訪問するものです。多くの場合、定期的な訪問診療を受けながら、急変時に往診や24時間の連絡体制で対応します。
年齢や要介護度で一律に決まるのではなく、「通院が難しい状態か」を医師が判断します。寝たきりの方、進行したがんや神経難病の方、認知症で通院が困難な方、退院後に自宅で医療的な管理が必要な方などが利用されています。迷う場合は主治医や相談窓口にご相談ください。
在宅医療は公的医療保険が使えます。月2回の定期訪問を受けた場合の自己負担の目安は、1割負担の方でおよそ月7,000〜8,000円、3割負担の方でおよそ月21,000〜24,000円です。診療内容やお薬・所得区分により異なり、高額療養費制度で月ごとの上限もあります。詳しくは各クリニックにご確認ください。
ひとり暮らしの方でも在宅医療を利用できます。訪問看護やヘルパー、地域の見守りなどと組み合わせて療養を支える体制を整えることが一般的です。どのような支援が必要かは、ケアマネジャーや在宅医療のクリニックにご相談ください。
在宅医療に切り替えても、必要に応じて専門的な検査や入院のために病院と連携を続けます。退院時には病院の地域連携室が在宅医への引き継ぎを支援します。がんなどで専門治療を続ける場合も、在宅医と病院が役割を分担して支えます。
多くの在宅医療クリニックは24時間の連絡体制を整えており、夜間・休日でも電話で相談でき、必要に応じて往診や入院先の手配を行います。24時間対応や緊急時の連絡方法は、クリニックを選ぶ際に確認しておきたい大切なポイントです。
入院中なら病院の退院支援室(地域連携室)、介護保険を利用中なら担当のケアマネジャー、地域包括支援センターなどが主な相談先です。当サイトでは、お住まいの地域や必要な処置・体制から全国の在宅療養支援診療所を検索して比較できます。
訪問診療そのものは医療保険で行われますが、訪問看護やリハビリ、介護サービスは介護保険が関わることがあります。医療と介護の両方をうまく組み合わせるために、ケアマネジャーと在宅医療のチームが連携して支えます。
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